「プレゼンって実際どうなの?」と思っているあなたへ。
みなさん、こんにちは!
工学部機械知能航空工学科1年の木舩一輝(きぶねかずき)です。
山口県出身なので、ここ最近は予想以上の仙台の寒さに震えています…。
凍った道路に自分の体幹の無さを痛感する毎日です(苦笑)
関西方面から東北大学に来る方は、予想以上に雪が多いので気をつけてくださいね。
さて、今回は
プレゼン(プレゼンテーション)形式の授業
について書いていこうと思います。
大学生になるとプレゼンする機会が増えてくる、という話は聞いたことがあるかもしれません。
プレゼンの内容は実に様々です。
授業内容に関してだったり、自分で研究した成果だったりします。
グループでのプレゼンでは、自分たちで考えた企画やプロジェクトを発表することもあります。
ここからは、そんなプレゼンテーション形式の授業について、僕の体験談を交えて紹介していきたいと思います。
僕のプレゼン体験記
①基礎ゼミ
僕が最初にプレゼンをした授業は、基礎ゼミでした。
この授業は1セメスター(大学一年生の前期にあたります)で、ほとんどの人が受講するものです。
自分の学部や学科を問わずに好きなテーマを勉強できることが大きな特徴となっています。僕は工学部ですが、天文学についての授業を選択しました。
授業は、
①自分たちで研究テーマを考える
②仮説を立てる
③実際に理学部の望遠鏡で観測する
④結果をもとに考察する
という流れで進められました。
ちなみに、観測で使用した望遠鏡がこちら。
大学の望遠鏡を使える機会はなかなかないので貴重な経験でしたよ~
そして、授業の最後に行われたのが、プレゼンによる成果発表会です。
実は、パワーポイントを使ってスライドを作るのは初めてだったので、分からないことは教授や先輩に教えてもらいながら何とか完成させました。
仮説を立てたり、プレゼンに必要な準備をチームで行ったりと大変なことは多々ありましたが、メンバーと協力して議論しながら研究を進めるのは良い刺激となりました。
②仙台の国際化プロジェクト
もう一つ、割と最近のプレゼン体験談をご紹介します。
2セメスター(1年生後期)では、仙台の国際化プロジェクトという授業でプレゼンを行いました。
この授業はグループで「どうすれば藤崎デパートを国際化できるか?」というテーマについて考え、実際に藤崎デパートの職員の方に自分たちの考えた内容を伝えるというものでした(藤崎デパートとは、仙台にある大手百貨店です)。
この授業で特徴的だったのは、留学生とグループを作り活動することでした。
話し合いやプレゼンで使うスライドは英語で作成しなければなりません。
英語でのコミュニケーションに苦労する一方で、留学生との話し合いでは自分が思いつかないような新しい意見が次々出てくるので大きなやりがいが感じられました。
プレゼンを経験した今、伝えたいこと。
ここまでは、授業を受講した感想を中心にお届けしてきました。
読み進めてくださった皆さんならすでにお気づきかと思いますが、一口に「プレゼン」といっても、
「誰に向けたものか」
「何を伝えたいのか」
が一回ごとに大きく異なっています。
ですが、どんなプレゼンのときも覚えていてほしいことを最後に書きたいと思います。
プレゼンの授業で求められるのは、
自分で考えて適切に伝える力です。
例えば、はじめのグループプレゼンでは、チームでのリハーサルが非常に重要でした。
話し手が交代するタイミングを不自然に見えないよう工夫したり、話す内容に矛盾が無いようしたりと、確認すべきことは意外にたくさんあるものです。
留学生に聞いてもらうプレゼンテーションならば、内容に加えて話す際のジェスチャーにもいつも以上に注意が必要ですね。僕の発表では、言葉の他に写真をスライドに多く使うことで、より内容を伝わりやすくすることが出来ました。
プレゼンテーションは、大勢の人に自分の主張を聞いてもらえる絶好の機会です。
自分がどんな場を作り上げたいかを考えれば、
伝え方の工夫は無限大といえるでしょう。
勿論、自分で考えていく上で壁に直面することもありますが、大変な分、上手くいった時の達成感は格別です。
みなさんも是非、積極的にプレゼン形式の授業をとってみてくださいね!
実行委員1年目 木舩一輝