メディアサロンBlog

創造発見塾を運営する川内メディアサロン実行委員会の東北大生が受講生の皆さんにお役立ち情報をお届けします!

「はてな」から始めよう

みなさん、はじめまして。

今回のブログを担当致します、法学部2年の坂ノ上優香(さかのうえ ゆうか)です。

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趣味は写真と読書です。時々カメラ片手にふらっと旅行したりもしています。

(写真は大学祭の実行委員のとき)

 

自己紹介はこの辺にしておいて…

今回のテーマは「論理」。

 

論理って、よく大事だと言われますよね。

大学生活でも論理の力が生きる場面はいたるところにあります。

 

しかし。

 

この考え方を学ぶ機会が無く、スタートでつまづいちゃう人が多いのも事実です。

今こうしてブログを書いている私も、論理が得意なわけではありません(苦笑)

 

そこで、もうすぐ大学生活が始まるみなさんに向けて、「論理的思考のヒント」をお伝えしたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです!

 

 

リアルシーンで見る「論理」

大学生活における、論理のシンボルといえば、レポートを思い浮かべる方が多いでしょう。

「〇〇について論ぜよ」

「自分の考えを論理的に示しなさい」

私も課題でこんな文言を沢山見てきました。

文系学部のレポートでは、答えのない問いに対して、自分なりに道筋をつける必要があります。

つまり、視点と結論までの流れが非常に大切だということ。

ここに、先述の論理的な考え方が生きてくるんです。

 

1. 論理組み立ての第一歩

じゃあ、まず初めに何をするのか。

私がいつも時間をかけるのが、

「色々な方向で“なぜ”を考えること」です。

 

身近な例を挙げてみましょう。

「なぜ交通渋滞が起こるのか?」

その周辺に仕事場が沢山あるのかもしれない。

信号が少なく、交通整備が行き届いていないからかもしれない。

工事が行われていて、車線が減っているからかもしれない。

などなど、色々考えられますね。もしこの例に対して解決策を挙げるとすれば、どの切り口で考えるかで対策の方向性も変わってくるのは容易に想像できると思います。

自分の視点を固めることは、自分の考えをレポートにまとめる上で、必要不可欠なステップです。

 

2. もっと「?」を

最初のステップができたら、もう一つ大事な作業があります。

それは、

「理由を掘り下げてみること」。

初めに考えた「〇〇だから」を、

なぜそうなったのか

と根本的な部分まで掘り下げてみると、そろそも何が問題だったのかが見えてきやすくなります。このとき出てきた要素が、課題解決を図る上で大きな助けになるんです。

 

論理は勉強だけじゃない

ここまで、勉学、特にレポートに焦点を当てて論理の話をしてきました。大学の勉強では、誰かに何かを伝える機会が格段に増えます。ゼミなどで行うプレゼンテーションもこの考え方は使えますし、長い目で見れば研究発表などにもこの基本的な考え方は非常に大切です。

ただし、これは学業に限った話ではないということも忘れないで欲しいと思います。

サークルで何か問題を解決しなければいけなくなったとき、アルバイト先の環境を改善したいと思ったとき。

論理的思考は、広く課題解決に役立つものなのです。

 

私自身、メディアサロン(川内メディアサロン実行委員会)で仕事をする中で、目の前の課題解決に悩むことは数え切れないほどあり、その度に論理的思考を引っ張り出して乗り越えてきました。もちろん論理一辺倒で全てが解決するわけではありませんが、皆さんが何か壁に当たった時にツールの一つとして使えるのと使えないのでは全く違います。

 

進学前で時間のある今、考え方の枠組みを見直してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

以上、今回は「論理」についてお届けしました。

次回もお楽しみに!

 

実行委員2年目 坂ノ上優香