チームの中で動くということ
みなさん、こんにちは!
今回のブログを担当します、
経済学部2年の石田夢歩(いしだ ゆめほ)です。
仙台市出身の自宅生です。
趣味は寝ることと、最近寝てばかりいる上野動物園の赤ちゃんパンダ・シャンシャンの動画を見ること!
パンダが大好きなんです!
動物の赤ちゃんが大好きなんです!
動物が大好きなんです!!
将来は、マイクロブタと共にのんびりと生活したいと思っています。
……さて、いきなり動物について語られて、お困りの方もいるでしょうが、今回お話ししたいのは勿論、動物のことではありません(笑)
私には昔から、動物愛に負けないくらい大好きなものがあります。それは、お洋服です。
明日は何を着ようかな、とクローゼットの前で悩む時間が、毎日の楽しみになっています(同感してくれる人もいるかな?)。
そんな私が新たな挑戦として始めたのは、宮城県の大学生が主催している、ファッションショーの運営です。
勿論、最初の動機は「お洋服が好き」という想いですが、実際にやってみると、ファッション以外のことでも沢山考えるべきことがありました。
ブログ全体のテーマとなっている
”Next Stage”に関連して、今回はそのことをお伝えしたいと思います!
ファッションショーのお仕事
まず、ファッションショーでのお仕事にどんなものがあるのか、簡単に説明したいと思います。
どれだけの方が携わっているのでしょうか?
モデルさん、モデルの講師の方、衣装を提供して下さるブランドの方、ヘアメイクを担当して下さるヘアサロンの方、場所を提供して下さる方、ダンスや音楽の演奏などで、ショーを盛り上げて下さる演者さん、そして、私たち学生スタッフ…
ざっと挙げただけでも、これだけ多くの人が集まって運営しています。
私たち学生スタッフは、それぞれの役職ごとにグループに分かれて活動しています。
SNSの配信やチラシの作成などの広報活動、演者さんを含むステージ全体の構成の考案、モデルさんのマネージャーや衣装の管理など…
モデルさんも一から募集し、ファッションショー本番の4~5か月前から、それぞれの役職で準備を始めていきます。
全員の目的は?
学生スタッフは皆、ショーの運営という、新しいことに“挑戦”しに来た人たちです。それぞれで動機は違うでしょう。「お洋服やファッションショーが好きだから」「何かを一から企画してみたいから」等、いろいろな理由があると思います。
でも、スタッフは1つのチームとして、ファッションショーを運営していかなければなりません。そこで、チーム全員に共通する目的を、全員が共有する必要があります。
ファッションショーにおける、スタッフの目的は何でしょうか?
ここでは、「観に来てくれた方によりよいファッションショーを提供すること」ですね。
チームが一丸となって活動するためには、その目的に基づいて、各役職でも、個人としても、行動していくことが大切になります。
そしてこれは、チームとしての協調性を高めるだけではありません。
例えば、当日何かのアクシデントが起こった場合はどうするでしょうか?
勿論、事前にリスクを想定し、その対処法も話し合います。
衣装が汚れてしまったら?時間が大幅に押してしまったら?モデルさんがケガをしてしまったら?
問題が起こった時のために、どのように行動するのかを決めておく必要があります。
ですが、実際に当日起こるアクシデントは、大体が想定外のものです。全員が自分の仕事で忙しい中、自分が問題に直面したとき、自分一人で臨機応変に対応しなければなりません。幹部の人の指示を仰いでいる時間はありません(汗)
そんなとき、”全員に共通の目的”が必要です。一番に優先すべきことが何なのか、その目的から考えだし、目的を達成するために適切な行動を選択すればよいのです。
モデルさんのために何をする?
私の所属しているグループは、主にモデルさんのサポートが仕事です。
そのため、「よりよいファッションショーを提供する」ために私たちがするべきことは、「モデルさんをより魅力的に魅せる」ことです。
ウォーキングのレッスン(講師の方が付きますが)やポージング練習は勿論、体系維持に関することや、精神的な面でも支えていくことが大切になります。
この、「精神的な面でも支えていく」とは、どういうことでしょうか?
色々な意見があると思いますが、私は「モデルさん個人と向き合って信頼関係を築く」ことだと思っています。
例えば、皆さんは褒められて伸びるタイプですか?叱られて伸びるタイプですか?
ちなみに私は、褒められると「やった、頑張るぞ!」とやる気を出し、叱られると「悔しい、頑張るぞ!」とやる気を出し、どちらでもいける単純人間なんですが(笑)
人それぞれで、違ってくると思います。
それと同じで、モデルさんにも、色々な方がいるんです。
褒められて伸びる人・叱られて伸びる人、自分に自信がある人・自信がない人、本番に強い人・弱い人、一人で集中して頑張る人・みんなと協力して頑張る人、レッスンに来れる人・忙しくてなかなか来られない人…
色々な人がいて、それぞれの個性があります。”モデルさん”とひとくくりにするのではなく、モデルさん一人ひとりと向き合い、その人のショーに対する不安や悩みに対して、一緒に考えていける関係であることで、モデルさんを最高のコンディションでショーに送り出すことが出来ます。
誰かをサポートするということは、普段以上に、相手との対話が大切になってくるのです。
自分だけができることは?
これまで、チーム内の仕事の視点から、私なりの考えを伝えてきました。最後は、”チームの中の自分”に焦点を当てて考えたいと思います!
皆さんは、部活・サークルなり、バイトなり、何かしらの団体に所属していると思います。その中での皆さんの役割は、何ですか?その中で、誰にも負けない自分の強みは、何ですか?
ショーの運営スタッフの中にも、自然と”その人の役割”というものができています。それは、具体的な仕事とは違います。
厳しく叱れる人、士気が上がるように雰囲気をつくれる人、全体を俯瞰できる人…
どれも、チームには必要な役割です。
今のチームに必要な役割は何か、自分にできる役割は何かを考え、誰にも負けない強みを見つければ、目的のためにどのように行動しようか、その方法が分かってきます。
私は、誰かを叱ることは苦手です。全体を見渡せるほどの寛大さも持っていません(泣) その代わり、モデルさんの不安に気づいて一緒に解決策を考えたり、自信をつけてあげたりしたい、と思いました。
そのために、「誰よりもモデルさんの話を聴く」ことを意識しています。仕事で手一杯になっても欠かさないように!簡単なようですが、実際は難しいんです(汗)
正直な気持ちを引き出すことが、私が見つけた、私の役割です。
皆さんの役割は、何ですか?
誰よりも先に練習に行く、誰よりも率先して準備をする…まずは小さなことでもいいと思います。自分の役割を見つけましょう。
最後に
いかがでしたか?
大学生になると、チームで活動する機会は沢山出てくると思います。
ぜひ、チームのために、チームの目的のために、自分には何が出来るのかを考えてみてくださいね!
実行委員2年目 石田夢歩