大学生の学びについて、ちょっとまじめな話。
みなさん、こんにちは!
法学部2年の檀浦知樹(だんのうらともき)と申します。
本日はちょっとまじめな話をしようかと思います。
高校生と大学生とで大きく異なること。
それは、高校では教室に入るのに内履きに履き替える必要があるのに
大学ではそれがないということです!!
「えっ、そんなこと」と思われるかもしれませんが…。
これがどういうことなのかは最後にとっておいて
さっそく本題に入りましょう!
高校までの学びと大学までの学びの違い
「アカデミックリテラシー」という言葉があります。
私は大学に入学したとき初めて知りました。これは大学生活で必要なインプット・アウトプットの技術のような意味です。
高校までは大学受験という大きな目標があってそれに向けて勉強を進めた人がほとんどだと思います。授業で先生の話していることをノートに書き取ってそれを覚えるというインプット中心の勉強がメインでした。
一方で、大学からの学習ではレポートやプレゼン、ディスカッションといったさまざまな学習形態が存在し、アウトプット中心の学習に変わります。
おそらく学びのスタイルの変化に、多くの人は驚きと戸惑いを覚えるのではないでしょうか。
インプット中心からアウトプット中心へ。
これが高校までの学習と、大学までの大きな違いです。
社会で求められている力
経団連が調査した結果によると、企業が先行するに当たって特に重視した点の上位5項目は、
コミュニケーション能力
主体性
協調性
チャレンジ精神
誠実性
でした。
また、経済産業省は、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」とし て、「社会人基礎力」を示しています。
私も高校時代これを目にしたことがあります。
大学入学したばっかりなのに卒業した後のことなんてと思われるかもしれません。少なくとも入学した当時の自分ならそう思っていたと思います。
これらの力はどのように身につけられるのでしょうか。
さきほど大学での学習はアウトプット中心に変わると書きました。
それに加えて大学生になると高校生では考えられないくらい行動範囲が広がります。できるようになることが増えます。
それらの機会をなんとなく過ごしてしてしまうのはもったいないと思いませんか。なんとなく過ごしていると卒業までの時間あっという間に過ぎてしまうものです。
大学での学習だけでなく、それ以外の活動も自分の成長の機会と捉えてアウトプットの経験を積んでいくと、実りの多い大学生活を送れるでしょう。将来にも役立ちますよ!
大学での学び -私の場合-
夏に大学のプログラムを利用してマレーシアに3週間ほど滞在しました。
現地人学生は積極的に英語を話すので苦労した面もありますが、今まで海外に一度も行ったことがなかったのでいい刺激になりました。
自分のやりたいことをできる時間があるのは大学生の特権ですよね。
プログラムの中で、グループで協力して1つのプレゼンを作ることがありました。
意見をまとめて1つのものを作り上げるのは手間暇がかかりますが、やり終えたときに大きな達成感を得ることができました。
おわりに
ということで、大学からの学びをイメージできたでしょうか。
一番はじめの靴の話に戻りますと、高校であった内履きと外履きの区別は大学にはありません。
家から出たら外の世界は自分の意識次第で
すべて学びのチャンスになります。
そのためには家の外に出る必要がありますが…笑
大学生活すべてが学びと考えるとなんだかワクワクしてきませんか。
実行委員2年目 檀浦知樹