メディアサロンBlog

創造発見塾を運営する川内メディアサロン実行委員会の東北大生が受講生の皆さんにお役立ち情報をお届けします!

大学で必要になる力

皆さん、こんにちは!

工学部 化学・バイオ工学科4年の岩立 祐太(いわたて ゆうた)です!

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出身は千葉県です。

突然ですが皆さん、東北大のパンフレットなどで、東北6県で比べると宮城は雪が少ないことを示したグラフ、見たことないですか?

入学前の純粋無垢な僕は、他の5県と比べてこれだけ少ないなら、千葉とあまり変わらないだろうと思ってました。でもあれは、あくまで"東北内での比較"の話なので、雪が降ったら珍しいと感じる関東出身者からすると、宮城でさえ、めちゃくちゃ雪多いです(笑)

 

僕も、今まで過ごしてきた3年間で、相当な回数転んでます。

なので、尻餅ついても何事も無かったかのように再び歩き出すスキルは、既に獲得済みです。みなさんも時間があるときには、足腰を鍛えておいた方がいいかもしれません(笑)

 

前置きはさておき、そろそろ本題に入りまして...

今回のテーマである″大学で必要になる力″について、お話ししたいと思います!

 

 

大学で必要になる力って?

 

 

皆さん、早速質問なんですが、

タイトルの"大学で必要になる力"ってなんだと思いますか?

 

 
・自分で友達を作る力

・自己コントロール

・授業を主体的に受け、積極的に理解する力

・自分の意見をまとめ、発信する力

などなど…

 

大学で必要になる力は挙げたらきりがないほど、他にも沢山あります。今回はその中でも、みんながまだ自覚していないであろう、非常に大切な力をテーマにしていこうと思います。

 

 

その力とは

 

"アカデミックリテラシー"です。

 

情報リテラシーメディアリテラシーは馴染みのある言葉かなと思います。ですが、アカデミックリテラシーについては「初めて聞いたよ」って方も多いと思うので、詳しく見ていきましょう!

 

 

アカデミックリテラシーとは?

 


アカデミックリテラシーとは、直訳すると″学問的な読み書き能力″を意味します。


メディアリテラシーが、世の中にある情報メディアを主体的に読み解いて活用する力であるとするなら、アカデミックリテラシーは、学問を学ぶための基礎的な力です。

 

ではなぜ、この力が大学で必要になる大切な力なのか?それを考えるためにも、まずは高校と大学の学びの違いについて考えましょう。

 

まず、高校までは先生が教えてくれること、教科書に書いてあることをインプットするというのが基本的な学び方でした。定期テストセンター試験などに対応するためには、このような学び方が効率的だったからです。


しかし、大学からはどうでしょう?

 

もちろん、インプット型の学びもありますが、レポートやディスカッション、プレゼンテーションなどのアウトプット型の学びも多くなってきます。これは、大学や社会において、新たに自分で考えたものを生み出していくことが、価値となるからです。

 

 

このように、高校と大学においては学びの質は大きく変わります。

大学での新しい学びに対応し、主体的に学問を身につけていくために、アカデミックリテラシー、すなはち、学問を学ぶための基礎的な力が必要になるわけです。

 

 

しかし、大学ではレポートやプレゼンテーションなどの成果物がそのまま評価の対象になるにも関わらず、そのために必要なアカデミックリテラシーを身につけられる機会は少ないと感じています。

 

 

そこで、僕たちが企画、運営している創造発見塾は、大学入学前や入学直後にアカデミックリテラシーを学び、実践できる機会になります。自分の大学生活の学びをより良くするため、受けてみるのもいいんじゃないでしょうか?

 

 

ちなみに、ブログの冒頭で話した、僕が″宮城は降雪量が千葉と大して変わらないだろう″と勘違いした件について。

あの時、アカデミックリテラシーのうちの一つである、グラフを正確に読み取り、比較をする力があれば、勘違いせずに済んだかもしれませんね(笑)

 

 

実行委員4年目 岩立 祐太