メディアサロンBlog

創造発見塾を運営する川内メディアサロン実行委員会の東北大生が受講生の皆さんにお役立ち情報をお届けします!

色々な視点で

皆さん、こんにちは!

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今回のブログを担当するのは、工学部機械知能・航空工学科2年の樫村祐貴(かしむら ゆうき)です。

 

福島県出身です。テニスやスポーツ観戦が好きですが、2年生になってから勉強に追われる日々を過ごしています…

最近、ようやく進級できる見込みが立ちました!嬉しいです!

 

 

さて、前回のブログでは”Next Stage”として、創造発見塾を運営する私たち「川内メディアサロン実行委員会」をご紹介しましたね。今回のブログでは、講座内で私が担当した、”ディレクター”というお仕事の視点から、創造発見塾を見てみたいと思います。

 

みなさん、ディレクターって何だかわかりますか?

 

Wikipediaによると

 

”制作物の作品としての質に責任を持つ者のこと。その責務を全うするために、企画・立案・制作に関与して業務全般をつかさどる場合もある。ディレクター本来の担当範囲は企画・制作に及ぶものではない。制作物の経済的責任を持つプロデューサーと対をなすポジション。”

 

だそうです。何だかちょっと難しいですね。簡単に言えば、脇役ですかね(笑)

これは誤解を生む表現なので訂正すると、縁の下の力持ちのような存在と言えますね。主役だけでは成り立たないという話はよく聞くとは思います。

 

例えば、現在行われているワールドカップでは、選手、特にピッチ上の11人が主役に見えますね。でも、その11人だけで試合に勝てるかといわれると、そんなことは決してないはずです。リザーブのメンバー(ベンチ入りの交代メンバーのこと)の力が必要になるときも必ずありますし、相手チームのデータを集め、分析するスタッフの力も必要不可欠です。

ディレクターも、表舞台に出ないとしても、非常に重要な役割を担っているポジションなのです。

 

 

創造発見塾においては、なんと表舞台に出てしまっています。

スクリーンの脇でパソコンをいじっている奇妙な集団を覚えている方、いるでしょうか?あの中に私もいました。パソコンとにらめっこしているので、ドライアイになっちゃいましたね(笑)

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そんなことはさておき、長い長い前置きから本題である創造発見塾について語っていきつつ、少し定義から外れているディレクターが何をしているのか、ということも公開していきたいと思います。

 

 

創造発見塾の中のディレクター

 

まずは、皆さんにもディレクター目線になってもらうために、ディレクターが何をしていたのかということを紹介します。

最も重要な役割はタイムマネジメント(時間管理)ですね。

講座全5回のうち、終了時間が1分伸びたのが1回、時間丁度が3回でした。

「〇〇の時間」と分けられていたと思いますが、それぞれ時間が何分と決まっているんです。しかし、それはあくまでも予定なので短くなったり、逆に伸びたりと、毎回違ってきてしまいます。

 

そこを調節するのが私たちの一番大切な役割でした。秒単位でこだわっていましたね。

時間を過ぎると講師に目線で圧力をかけることもあったりなかったり…(笑)

 

他には、ワーク中にBGMを流したり、照明をつけたり消したり、タイマーでワークの残り時間をスライドに表示したりしていました。どれも、一瞬のタイミングが非常に重要になってくるものばかりです。

 

 

また、会場の雰囲気づくりもディレクターの仕事です。

 

「昼食後の照明は、眠い雰囲気をなくすために明るめにしよう」

「今日は、講師ががっつくとダメだな」

などなど…

 

講座5つの日程それぞれで、受講生は違います。そのため、その日その日によって、始まりの雰囲気やウケるポイントが異なってくるのです。

会場全体の雰囲気をつかみ取り、そのときの受講生に満足してもらうために最適な行動は何なのかを常に考えていました。

 

 

 ディレクターから見た創造発見塾

ディレクターの大まかな仕事をざっと紹介していきましたが、そろそろディレクター目線になれそうでしょうか?

なれなかったという人もいるかとは思いますが、大丈夫です。これだけでディレクター目線になれる人は多分私ぐらいなので(笑)

 

会場全体の雰囲気を良い方向にもっていくことが、ディレクターの役割です。そのために何が出来るでしょうか?

 

私は実際にディレクターをしてみて、全体を俯瞰できるということが、ディレクターの強みであり、やるべきことだと感じました。

 

受講生一人一人をよく見て、向き合うことも勿論大切です。講座中も、グループに入っていたスタッフもいましたよね。

ディレクターという立場からは、そのように個別に部分的に対応することは難しいかもしれません。しかし、広い視点で見ることも、より良い講座をつくるうえで、同じくらい大切な役割です。

 

よって、私たちディレクターから見た創造発見塾は次のように言うことが出来ます。

 

「意欲のある活気あふれた学生の積極的な学びの場であり、関わり合いの場である」

 

抽象的な表現となってしまいましたが、全体を俯瞰し、受講生の多くが楽しんで生き生きと課題に取り組んでいる姿を見ることが出来ました。

将来の日本は明るいなと感じる19歳でありました。

 

まとめ

今回は、一風変わった記事ではあったと思いますがいかがだったでしょうか。

少し違った視点から物事を見てみたり、自分とは違う立ち位置の人の話を聞いてみたりすることは、これからの自分の大きなアドバンテージとなると思います。

積極的に聞きにいくと、面白いうえに役に立つのではないでしょうか。

 

 

私も今年の夏にSAPに参加するので、積極的にいろいろな話を聞きに行きたいと考えています。では、そろそろテストが近づいているので、とりあえず進級を目標に頑張っていきましょう!(笑)

 

実行委員2年目 樫村祐貴