メディアサロンBlog

創造発見塾を運営する川内メディアサロン実行委員会の東北大生が受講生の皆さんにお役立ち情報をお届けします!

塾講を、「熟考」。

 初めまして、実行委員1年の田畑俊(たばたしゅん)です。

所属学部は理学部数学科、出身は青森県です。八戸高校という青森県の右下あたりにある学校から仙台に越してきました。

 

まずは、AOⅡ期受験、お疲れ様です。見事合格を勝ち取ったあなた!おめでとうございます。

 

今回からこのメディアサロンblogでは、2週にわたり、大学生の「アルバイト」の様子を発信します。高校生の皆さんの中には、アルバイトの経験が無い方がほとんどなので、「イメージは湧くけど、具体的にどんなことするんだろう?」「自分でお金を稼ぐのって楽しそう!」といった不安や期待を抱いている人も多いのではないでしょうか。今回はバイト編前編ということで、東北大生に人気の職種の一つである、

 

「塾講師」

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について、話していこうと思います。

 

 大学生にとって、アルバイトって? 

多くの東北大生は、入学して1ヶ月位すると、部活・サークルに入るなり、ボランティア活動を始めるなり、「学校の授業以外のこと」を始めます。アクティブに色々な場所に足を運んでみましょう。そんな感じでアルバイトを始める人もちらほら出てきます。僕もそのうちの一人で、「自分で稼いだお金は自由に使えるぞ!」と意気込んでいました。初めて給与明細を頂いた時は、嬉しかったな〜と今でも覚えて…ませんけどね笑。まあ、今までお金を稼いだことがなかったので新鮮な経験です。また、バイトを

 

「社会勉強の場」

 

と捉えている人もいます。確かにその通りで、社会人の方と交流できる場として、とても有意義な時間を過ごすこともできます。せっかくならば、タメになって、その上楽しいアルバイトでお金を稼ぎたいものです。

 

塾講師バイトって、実際どうなの?

僕は将来、高校の教員になりたいと考えています。そこでその実戦経験を積むために黒板とチョークを使って生徒に勉強を教える塾講師という選択をしました。実際、入学当初に比べて、人前で話すのがスムーズになったと実感しています。大学のディスカッション授業なんかにも間違いなく生きています。

仙台は塾が多く、一言に塾といっても個別指導や集団授業など形式が異なるので、それぞれの特徴を知って、自分に合ったものを選びましょう。

また、塾講に限らず、初めてのアルバイトは「先輩の紹介」で決めることをお勧めします。部活や学部の先輩からのアドバイスはとても参考になりますよ。

 

それから、少しだけお金の話も。

みんな好きでしょう。実を言うと塾講師はそこまで割の良いバイトではありません。授業を円滑に進めるためには、それ相応の準備が必要になってくるからです。

しかし夜中遅くまで仕事することは少ないので健康的に続けられます。

 

時給の向こう側へ

塾講師のアルバイトの特徴として、「接する相手は、人生がかかっている」ということが挙げられると思います。こちらはアルバイターとしてお金を稼ぎに行きます。それでいいと思います。ただ、塾に来る生徒は受験と正面から相対している、ということを忘れてはいけない、僕は常にそう思っています。この意味は受験を超えてきた皆さんなら想像ができるはずです。他のバイトと違い、

 

同じ現場は一つとしてありません。

 

ここに塾講師をバイトでやるということの難しさや面白さがあります。

生徒から相談を受ければ、深刻に悩むことも多々あります。

生徒の成績が上がれば、自分のことのようにガッツポーズしたくなります。

学生時代のアルバイト収入というのはいずれも就職してからのそれに比べれば微々たるものです。

もしアルバイトでお金以外の価値をモノにしたいと考えている…という方がいれば、

 

プライスレスな仕事

 

として塾講師をしてみてはいかかでしょうか。

 

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実行委員1年 田畑俊