メディアサロンBlog

創造発見塾を運営する川内メディアサロン実行委員会の東北大生が受講生の皆さんにお役立ち情報をお届けします!

誰も教えてくれない、留学生活のリアル【前編】

実行委員経済学部4年の佐藤です。

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北欧のデザインが大好きです。

 

今回は一経験者として、

「留学」の話をしていきたいと思います!

留学経験の有無、英語力の有無、海外志向の有無に依らず、

ぜひ最後までご覧ください!

 

大学が提供している機会を逃すな

皆さんもうすでにご存知かもしれませんが、

東北大学は「東北大学グローバルイニシアティブ構想」(気になる方はググって)なんていうものがあるくらい、留学や国際交流に力を入れている大学です。

大学間はもちろんのこと、学部によっては部局間協定なども結ばれており、世界中の国々への門戸が開かれている上に様々な奨学金も充実しています。

 

しかし、留学申し込みや奨学金申し込み時期の締め切りがめちゃくそ早いので、

すでに留学に興味のある方はすぐに(今すぐに!この後読まなくてもいいから!!)

東北大学グローバルラーニングセンターのWEBページに進んでみてください。

 

相談窓口も、留学経験者の話が聞ける会も、説明会も、語学学習や試験の案内も、チューター募集も、大概そこで調べられます。

ビビっている暇があったらとりあえず相談してみることが後の大学生活を変えるかもしれません、まじで!!


海外初心者でも覚悟と準備で何とかなる

少々熱くなってしまいましたが、自己紹介がまだでしたね。

現在経済学部の4年(正しくは5年)で、大学3年の時にニューヨークとロンドンに2週間ずつ、4年の終わりから丸一年間はフィンランドに留学していました。

 

ニューヨークとロンドンは当時学部にあった経営実践型の海外フィールドワーク研修で、語学や交流というよりはビジネスリサーチや現地の企業と関わる方が中心でした。

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▲ニューヨークでのプログラムにて

 

学部2年で行ったハワイが人生初海外!みたいな人間が、

いきなりそんな実践的なプログラムに挑んだもんだから、

コミュニケーションに関しては気合いと準備と他力本願、みたいな状態でした。

(準備:プレゼンやこちらからの提案で使う資料にある単語やフレーズは丸暗記)

 

そんな経験もあって一年卒業を遅らせてでも留学をしようと決意し、

英語でビジネスとデザインを学ぶためにフィンランド渡航しました。

 

4年の終わり頃から卒業を延ばして留学なんて異例なために必要な手続きは多いし、

点数もギリギリだし、保険とか寮とかの書類申請もギリギリだしで、

本当にハラハラしっぱなしでしたが無事に行って帰って来ることが出来ました。

担当の先生や教務やお世話になった方々には頭が上がりません。

これから留学に行く皆さんはくれぐれも早めに決断することをお勧めします。

 

色んな留学生活のあり方

私は2016年1月から同年12月までの丸一年をフィンランドで過ごしました。

ビジネススクールに籍を置いて、マネジメント、マーケティングアントレプレナーシップ、アカウンティングなどの授業を履修しました。

大学の交換留学で行っているので、本分である学業はおろそかには出来ません。

 

しかしそれ以外の部分では、留学生によって様々な過ごし方の違いが現れます。

ある友人は現地の自然探検サークルに入って学生同士でフィンランドの雄大な自然を楽しんでいたり、別の友人はヨーロッパ制覇を目指して連休や長期休業の度に出かけていました。

フィンランドは特に、季節によって日照時間の差が激しいので、夏の白夜の時期などは大人も子供も森に囲まれた湖畔のコテージで存分にリラックスした時間を過ごせました。

 

大学以外の時間では、私はミラノやカンヌで行われた、デザインやクリエイティブに関連する国際見本市やフェスティバルに参加したり、ヘルシンキで行われる世界規模の起業家イベントSLUSHのボランティアをしたりしていました。

 

あるいは市の行政や企業と共にプロジェクトを立ち上げ、様々な国のチームメンバーと共に半年間、市の課題解決に取り組んだりもしていました。

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▲ちなみに成果発表プレゼン大会では優勝しました!わーい!

 

他にも、地域の人々とヨガや即興演劇、コンテンポラリーダンスのサークルに所属したり、昼夜問わずKindle青空文庫を読み漁ったりしていました。

 

 

こんなにも色々なことができる留学生活ですが、

次は、留学を終えた今だからこそ言える、獲得できた「学び」についてお話します!

後編に続く!!

 

実行委員5年 佐藤 好